◆不動産の売買にかかる費用について・・・
2023/05/18
不動産の売買は、長い人生の中でも何度も起こるものではありませんよね。
聞きなれない言葉もあり、なかなか馴染めるものではありません。
そこで少しでも身近に感じてもらえるように、いくつか取り上げてご説明したいと思います
1.土地を売った時に係る税金は?
「譲渡所得税」・・・翌年に確定申告して税金を納付します
土地や建物を売った年の1月1日現在で所有期間が5年を超えている場合(課税長期譲渡所得)の事例です。
①所得税:15% ②住民税:5% ③復興特別所得税:0.315% 合計で20.315%
例・・・500万円で土地を売った場合、【譲渡金額-諸経費】×20.315%となり100万円近くの税金が発生します。
※諸経費には、対象土地の買った時の費用・測量費用・仲介手数料・印紙税などがあります。
買った時の金額が不明な場合は、今回売却した金額の5%を計上できます
2.土地を売った時に係る諸費用(諸経費)って?
①測量費
土地家屋調査士さんへ依頼をして対象の物件の正確な面積を求めます。
同時に「境界杭」を設けることにより、隣接する所有者とのトラブルを避けることができるので大切な作業です。
費用は、一般的な住宅用地で40~60万円程度です。
②仲介手数料
不動産屋さんへ依頼して買ってくれる人を探してもらう手数料ですね。
例・・・500万円で土地を売却した場合、500万円×3%+6万円に消費税を足した231,000円となります。
3.土地を買った時に係る税金・費用は何がある?
①「不動産取得税」
固定資産税と違い、取得時の一回だけ収める税金です。
買った時の金額ではなく、固定資産税通知書に記載された「固定資産税評価額」がベースになります。
★令和6年3月31日までは軽減措置が受けられます!
例・・・300万円の固定資産税評価額の宅地を購入した場合、
(300万円×1/2)×3%で、45,000円となります。
※軽減措置が適用されないと、300万円×4%で、120,000円必要です→軽減措置って大きいですね
②登記費用
・司法書士手数料
法務局での所有権移転登記手続きの代行費用です。
おおむね6~10万円(依頼内容によりバラツキます)
・登録免許税
固定資産税評価額の1.5%
③仲介手数料
不動産屋さんに依頼して希望する不動産を探してもらう手数料ですね。
計算方法は、売却の場合と同様です。
4.建物の解体はどの位係るの?
主に解体する建物の「構造」と「広さ」で決まってきます。
木造・鉄骨なら一坪当り3~6万円が目安となります。
その他立地条件によっては費用がかさむ場合がありますので注意ください。
このように様々な費用が発生します。
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