◆不動産購入の際の『資金計画』
2023/04/18
1.物件取得予算の考え方
「無理なく取得できる物件価格」とは、借入適正額+自己資金-取得にかかる諸費用
・借入適正額・・・金融機関からの借入可能額と無理なく返せる借入額のうち、小さい方の金額を言う
・自己資金・・・現在の貯蓄から返済に充てることのできる金額+親族からの贈与等の援助
・取得にかかる諸費用・・・登記手数料、仲介手数料、金融機関などへの事務手数料、登録免許税、印紙税等
2.頭金等
①頭金は建設費・購入金額の20%は準備しましょう。
頭金が少ないと住宅ローンの借入額が多くなり、月々の返済負担が重くなります。
②諸費用
一般的に税金や諸費用の費用は住宅ローンの借入対象外とされるので、自己資金から充当する必要があります。
建設費・購入額の10%程度は考えておきましょう。
3.自己資金(貯蓄)の割振り
手元に残す貯蓄の考え方は、
「頭金に充当金額」、「諸費用や税金」、そして「予備資金として手元に残す金額」となります。
ライフイベントへの備えや病気などの不測の事態に備え、最低でも毎月の生活費の6カ月分は残しておきましょう。
4.無理なく返せる借入額
①現在の毎月の住宅関係費(A)
・今の家賃、駐車場代
・今の住宅用積立金額
住宅以外の積立金額をきちんと分けておく
②住宅取得後の毎月の維持費等(B)
・固定資産税、都市計画税(月割)
・戸建ての場合・・・将来の修繕費を積立 マンションの場合・・・管理費、修繕積立金
・駐車場代
・光熱費等の増加分
毎月「無理なく返せる額」は、A-B
これに無理なく返し続けられる年数を乗じ金利を加味すると、
無理なく返せる借入額を試算することができます
5.最後に、毎月の積立貯蓄をしましょう
住宅購入後に住宅ローンを返済しながら、どれだけ貯蓄できるか確認してください。
ライフプランから計画されているイベントなどの支出をまかなえるか見定めます。
これが難しい場合は、住宅購入予算を引き下げる必要も考えなくてはなりません。
このように大きな金額の買い物は細部にわたるまで慎重になることが肝要です。
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